抱き続ける夢
「世界のサッカーか、、、」
2011年3月6日(日)秋川リーグ U-12 雨間グラウンド
1試合目 vs UNO八王子FC 12:30 k/o △ 3-3
2試合目 vs 武蔵大和ユナイテッド 13:40 k/o ● 0-2
先週、スペイン語通訳の仕事で横浜と鹿島まで行ってきました。一緒に働くことができた人は、なんと、スペイン代表のシャビ、イニエスタ、プジョルやメッシを育成した、ジョアン・ビラというコーチでした。30年以上もFCバルセロに携わっており、選手時代はクライフともプレーしたことがある人物です。
横浜では、ジョアンのサッカークリニックが開催され、12歳以下の子供たちを対象に世界一流のサッカーを指導しました。
僕は、ピッチの上で彼の指導を子供たちへ伝えていく中で、自分の中に新たなる何かを見つけることができました。
鹿島では、アントラーズの3選手に対し、個人レクチャーの通訳をしました。DF、MF、FW、それぞれのポジションで、どのような動きを心がけるべきなのか。
日本のサッカー界でも、指導されていることは同様ですが、世界は、一歩も二歩も先を歩いている気がしました。
アントラーズの選手たちも、ジョアンのアドバイスを聞く度に、表情が明るくなり、選手としての成長につながっていることを実感していたと思います。
僕の体験してきた、世界のサッカーを子供たちへ、1つでも多く伝えたい。
「シャビが、小さかった頃は、どんな選手だったんですか」
僕は、ジョアンに質問しました。
「すごく、謙虚で、人の話をよく聞いたよ」
6年生、中心の試合は、最後です。しかし、彼らのサッカー、そして、人間としての人生は始まったばかりです。
「サッカーと家族を大切に。そして幸せが訪れるように」
ジョアンは、アントラーズの選手に、そうアドバイスしていました。
「これからも、夢を抱いて歩いていこう」
僕の夢が、また1つ叶った出来事でした。