自分との戦い

「この気候は異常ですね。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。」

 テレビのニュースからは、最近、そんなことばかり流れてきます。

 「危ないな、、、」

 2010年7月24日(土) 試合 6年生 武蔵村山総合グラウンド 20分ハーフ

 5,6年生の半数以上が参加できない中、集まったメンバーは12名。なんとか試合ができる人数は揃いました。秋川駅のロータリーに集合し、車で現地まで向かいました。

 1試合目 vs 武蔵村山.Jr 13:30 K/o 秋川リーグ

 1試合目は形式上、秋川リーグということになっていました。ウォーミングアップから、こまめに水分を補給して身体を暑さに慣らしていきます。1回の給水で150〜250ミリリットルが目安量です。(小学生は、もっと少なくてもいいかもしれません。)
 キックオフの時間が予定よりも大幅に遅れてしまい、試合前に、もう一度、選手たちの指揮を高めました。

 「今週、トレドコーチから言われたことを忘れないように!!ポジションのバランスを保ちながらプレーをしよう!!広がりを持つことを意識して!!」

 試合が始まりました。やはり、相手は6年生ということもあり、体格とスピードに分がありました。しかし、4年生をはじめ、5,6年生たちは全員が勇気を持って怯むことなくボールを奪いにいきます。抜かれても追い続けること。正確なパスをつなぐ意識。
 
 ● 0-3

 得点こそ、取ることはできませんでしたが、選手たちの前向きなプレーは拍手に値すると思いました。

 2試合目 vs AZ86東京青梅 14:30 K/o 練習試合

 メンバー数名が用事のため抜けてしまったので、8人制で試合を行いました。僕は、この試合は大差がつくのではないかと心配していたのですが結果は0-2という、内容に比例したものになりました。相手チームは、うまくボールを動かし、サイドからのセンタリングも正確です。なんとか、最終ラインで踏ん張り、前線にボールを送るという一方的な展開が続きました。しかし、トレドSCのみんなは、自分のプレーを、表現しようと走り続けていました。4年生たちも、時に相手からボールを奪いパスをつないでいました。5,6年生たちはチームの中心として最後まで、プレーをしました。

「自分に負けるな」

 後半戦がスタートする前に、その言葉だけ伝えました。

 暑さとの戦い。相手との戦い。しかし、最終的には自分自身との戦いです。

 これからの長い人生、全ての物事は、そこに通じていると思います。