他人の幸せ

「ナイス!シュート!!!!!!!」

 2010年10月11日(祝・月) 練習試合 U-12 明星大学青梅キャンパスグラウンド

 僕たちのサッカーは確実に、素晴らしい方向に進んでいます。何よりも、ゴールした時の喜びを選手全員で分かち合えています。ベンチにいる選手も含め全員で!!!

 1試合目 vs 青梅2FC 11:45 K/o

 今回の練習試合は5年生チームがメインの組み合わせでしたが、6年生も参加し、みんなでプレーしました。8人制ということもあり、ますます、個人の能力がクローズアップされます。11人制では、誤魔化せていたことも、8人では、、、。

 「チームに幅と深みを持ってプレーすることが大切だよ」

 センターバック…後ろからゲームを組み立てるために的確なパスとコーチング、落ち着きと、1対1の強さが求められます。
 サイドバックタッチラインギリギリまで、ポジションを広げ、チームに広がりを持たせる必要があります。狭い局面から広いスペースへパスを動かすことも大切な仕事です。前が開いていたら積極的に攻撃参加をします。センターバックとのコミュニケーションは絶対に欠かせません。
 ミッドフィルダー…チームの心臓です。真ん中の2人は、常にお互いが手をつないだような距離感を保ちながらプレーしなければなりません。攻撃時にはフォワードをサポートし、守備時にはディフェンスを助けます。的確なパスと運動量が求められます。
 フォワード…前線のポジションをキープし、チームに深みを持たせる必要があります。後ろからのパスを正確に次のプレーへつなぎ、チャンスを確実に決める決定力が必要です。

 ○4-1

 2試合目 vs 武蔵村山1FC 13:50 K/o

 より良い選択地を探すことが、チームが前進するための何よりも大切な要素です。パスなのかドリブルなのか。自分は、どこに動き、どのようにポジションを取っていくのか。
 こういったことは、フィールドの中で、いきなり行動しようとしても無理なところがあります。日常生活から、常に考える癖をつけて行動することが必要です。少しづつでは、ありますが選手たちは実践しようと努力していました。

 ○6-2

 3試合目 vs 羽衣SC 14:40 K/o

 最後の試合は、6年生は出場できませんでした。来週の5年生大会へ向けてメンバーを組まし
た。

 「彼に出てもらうことは可能ですか?」

 相手チームの監督から、そう言われました。1,2試合目の動きを評価されたのでしょう。6年生の選手を出場させるよう、要請がありました。
 彼が、出た途端、、、。

 △3-3

 決して勝てるような相手ではありませんでした。6年生のおかげで同点で終わることができました。それよりも、何よりも、この結果を、喜びで迎えたことを僕は、幸せに思いました。

 仲間のゴールを喜べる気持ち

 他人の幸せを祝福することは、なかなかできることではありません。スポーツの世界をはじめ競争が存在する世界であればなおさらかもしれません。しかし、子供たちは、本当に嬉しそうでした。

 太陽な光と共に、幸せの光が降り注いだ、そんな1日でした。