世界のサッカー

2010年11月13日(土) U-15練習試合 vs 秋多中学校サッカー部、西多摩SSS 秋多中学校グラウンド

 久しぶりの中学生の試合でした。秋多中学校のグラウンドに足を運び試合をしてきました。25分×4本。
 
 1本目 vs 西多摩SSS ● 1−5 9:00 K/o
 2本目 vs 秋多中学校サッカー部 ● 0−5 10:00 K/o
 3本目 vs 西多摩SSS △ 2−2 10:30
 4本目 vs 秋多中学校サッカー部 ○ 2−1 11:30

 試合をするからには、レベルの高いサッカーがしたい

 僕は、常日頃から、そう思っています。子供たちには世界で通用する選手になってもらいたい。日本の枠の中で物事を考えるのではなく、世界で通用するサッカーを学ぶこと。

 パス

 子供のころは、パスを覚えなくてもよい。

 そんな言葉が、日本のサッカー界には蔓延しているように思います。ドリブルが、最高のパフォーマンスであり、自由にプレーするということは、ドリブルばかりすること。
 ドリブルがいけないと言っているのではなく、いかなる場所で、その技術を使用するかという判断が何よりも大切です。

 この夏にバルセロナFCのコーチと共に働く機会がありました。世界一のチームの育成とは、いかなるものなのか、、、。期待ばかりが膨らみました。そこで見たものとは、、、。

 パスとコントロール

 それが全てでした。小学1・2年生を指導していましたが、求めることは同じでした。

「ドリブルは見たくない!!ドリブルが許されているのは、バルセロナでもメッシだけだ!サッカーではパスとコントロールが一番、重要なんだ!!」

 練習の中で、フリーズ(ストップをかけて指導すること)をかけて、子供たちが泣きそうになるくらい、バルセロナのコーチは厳しく指導していました。実際に、練習へ参加したくないと言い出す子も何人かいました。しかし、一流のセオリーを学ぶことによって、個人の能力も輝きだし、パスとドリブルの使い分けの判断も、抜群に良くなっていきました。6〜7歳の子供たちがポゼッションサッカーをグラウンドの上で表現し、世界のサッカーを実行していました。

 僕は、トレドSCの中から将来、ワールドカップで日本を勝利へ導いてくれる選手を育てようと日々、グラウンドに立っています。トレド監督と一緒に、人間としてもサッカー選手としても一流な大人になることを思いながら指導にあたっています。

 この、あきる野の地で、ワールドワイドな考え方ができるかは、あとは、選手たち次第です。