みんなのゴール

「全員で喜びを分かち合えるサッカーなんです」

 この夏、バルセロナFCサッカーキャンプの通訳として、子供たちを指導している時に、こう、言われました。
 ゴールキーパーからパスをつなぎ、最後のゴールまで、みんなで感じ合えるゴール。世界一のサッカーは、一人一人のプレーを大切にすることを何よりも尊重していました。

 2010年12月19日(日) 秋川リーグ 4年生 雨間グラウンド

 1試合目 vs HFCウィングス ○ 2-1 13:30 K/O
 
 相手チームには、トレドSCのスクールに参加してくれているメンバーも多くプレーしていました。子供たちが、お互いを意識していないと言えば嘘になるかもしれません。

 「絶対に勝つぞ」

 僕から、みんなに伝えなくても、ひしひしと、その思いが伝わって来ました。

 「ベレーザ!!!!!!!!!!」(ポルトガル語で[美しい/素晴らしい]という意味です)

同点で迎えた後半、勝ち越し点を、みんなの力で決めることができました!!

 2試合目 vs 狭間FC・② ○ 3-2 15:30 k/O

 「サッカーは、身体の大きさでプレーするものではないよ。頭でプレーするものなんだ」

 相手チームの選手たちは、みんな、がっちりしていて、トレドSCの、子供たちは、それだけで少し気持ちが後ろ向きになっているように思えました。
 そう、伝えた後半、負けていた状態からの逆転勝利でした。負けている所から、勝つということは、何よりもチーム力を表していると感じました。ベンチに座っていた選手たちも、自分のことのように喜んでいました。

 一人一人がスターになれるサッカー

 子供たちの頑張りを本当に嬉しく思いました。

 お疲れ様でした。