ありがとう

 2011年4月16日(土)トレドサッカークラブサッカー教室 西あきる小学校

 9:00〜10:30 小学1・2・3年生(22名参加)

 11:00〜12:30 小学4・5・6年生(6名参加)

 夏のような太陽が照り付けていました。急に気温が上昇し、子供たちは、顔を真っ赤にしながらトレドコーチの話しに耳を傾けていました。

 「誰のおかげでサッカーができているのか考えたことがあるかい?ここまで連れて来てくれたのは、誰?サッカー教室の準備をしてくれたのは、誰かな?いつも、「ありがたさ」の気持ちを持たないといけないよ。そのことを忘れないで。」

 トレドコーチは、練習の中で、サッカーの上達に関することだけではなく、子供たちの人生のためへのアドバイスを送り続けていました。

 忘れてしまいそうなこと

 人は、1人では生きていくことは絶対にできません。そんなことは、言わなくても、みんなが理解していると思います。しかし、人間というものは、いつも自分のことばかり考えてしまう存在であり、常に、今以上の何かを求め続けています。好きな物が手に入れば、また次の物が欲しくなり、自分の目標や夢に届けば、また、新たなステップを探し続ける、、、。いったい、いつになったら終わりが来るのだろう????

 今回のサッカー教室は、みんなと純粋にボールを追いかける事ができました。トレドコーチの一つ一つの言葉、一つ一つのプレーに、いつの間にか、僕は、感謝の気持ちを抱いていました。

 「幸せだな、、、。」

 トレドコーチは、最後に、今回、サッカー教室へ参加してくれた子供たちにアドバイスを送りました。

 「何事も、今日、学んだことが明日できるようにはならないからね。勉強も同じだよ。毎日、1時間でも2時間でも、こつこつ勉強をしていれば、テストの前に、あわてなくてすむよね。いきなり、前日に5,6時間勉強しても、疲れるだけだよ。サッカーも、こつこつ練習することが大切だよ。そして、人前に立って話すことを恥ずかしがらないで。僕を見てよ。僕からしたら、みんなは、外国人なんだよ。でも、こんな下手な日本語でも、頑張って話しているんだからさ。みんなにも、できるはずだよ。」

 今回、トレドサッカークラブサッカー教室へ、ご参加していただいた皆様、本当に、ありがとうございました。そして、学校グランドを開放していただいた、西あきる小学校職員の皆様、サッカー教室の場を準備してくれた、トレドSCスタッフ、本当に感謝しています。

 最後に

 ありがとう、トレドコーチ。

                                  コーチ 前田 知洋