サッカーと人生

 5月22日(土)4年生が秋川リーグの試合を戦ってきました。

 1試合目の相手は、秋川少年SCです。ウォーミングアップから気持ちを切り替え、選手たちは試合に臨みました。相手チームの選手たちの顔を見ると、トレドSCのスクール生も何人かいます。トレド監督は、青梅でのサッカーイベント終了後に、駆けつけてくれました。

 前半は、防戦一方の内容が続きました。コントロールもおぼつかず、パスもまともに通りません。何よりも相手に挑むという気持ちが、伝わってきません。

 「強い気持ちを持たないとダメだ!」

 トレド監督も僕もハーフタイムに、そう伝えました。前半に1点リードされたままでの後半です。選手たちの動きが少しづつではありますが、噛み合っているように見えました。ボールを大切にプレーすることを選手たちは考えながらプレーしていました。すぐに1点を取替えし終了間際に逆転ゴールを決めました。

 「最後まで、あきらめない素晴らしい試合でしたね!」

 審判をしていてくれた相手チームのコーチが、僕たちに向かって、そう言ってくれました。

 2試合目は大和北FCと試合です。相手チームの子供たちの数は20名以上。トレドSCあきる野は、ベンチに控えの選手が2名。やはり選手層の違いはグラウンドの上に表れていました。技術とスピードが相手チームの方が上だったことは、否めません。しかし、そんなことサッカーをプレーする上で、なんのアドバンテージにもなりません。そこから何を学びとるのか。

 1対4

 「人のせいにしている選手が多すぎる、、、。トレド監督も前田コーチも鎌田コーチも、そんな指導をした覚えはないぞ!」

 試合結果よりも、内容の方を鎌田コーチは嘆いていました。人のせいにする前に自分自身は、いったい何をしたのか。仲間たちに言えるほど完璧なプレーができているのか。口で言うよりも、まず体で表現してほしいです。

 サッカーは、自分が思っているようにプレーできないことがほとんどかもしれません。失敗することを、どれだけ少なくしていけるのか。このテーマはサッカープレーヤーにとって永遠のテーマかもしれません。

 「人生と一緒だな」

 僕は、心に中で、自分自身に言い聞かせていました。