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2010年6月6日(日) Honda Cup U-15 ミズノフットサルプラザ調布
「久しぶりだな、、、。」
京王線の飛田給駅から味の素スタジアムが望めました。学生時代に一度フットサルの大会で足を運んで以来です。その時は、スペインで一緒にサッカーをしていた友人たちと試合に臨み、見事、優勝。アイスクリームを段ボール箱一杯に貰い、熱い太陽の下食べました。もう、昔の話です。(笑)
センテナリオとの合同出場でした。
1試合目 vs Soleil FUTSAL 10:20 K/o
2試合目 vs ALGEMMA 11:20 K/o
3試合目 vs LONDRINA Jr ユース 12:40 K/o
試合は7分ハーフです。この短い時間の中で選手たちは、自分自身のプレーを表現できるのか。
「試合が始まるまでグラウンドに入れないから各自でアップをしておくように。」
センテナリオの斉藤コーチは1試合目がキックオフされる前に選手たちに伝えました。選手たちは、その準備時間の間で試合への準備を始めました。
「大丈夫なのか、、、。」
僕は、みんなの試合前の準備を少しの間、窺っていましたが、このままでは危ないと考え、全体でのウォーミングアップをスタートしました。そして、開会式も終わり試合が始まりました。
「?????」
結果は、3試合とも黒星に終わりました。試合内容は前向きに語れるものではありませんでした。何よりも、まず、選手たちからは熱い気持ちが伝わってきませんでした。
「みんなは、自分に対して甘すぎるよ。サッカー以前の問題だ。」
僕は、いてもたってもいられず、そう子供たちに伝えました。
暑さのせいの結果なのか?フットサルの練習をしていないからなのか?サッカーを始めて間もないからなのか?自分に対する甘えがピッチの上にマジマジと出ていました。相手と向かい合う以前の問題が、そこにはありました。
もっと自分自身でサッカーを追及していく気持ちが欲しい、、、。
どうすれば、もっと、もっと、プレーがよくなるのか、、、。
僕が15歳でブラジルやウルグアイ、現役でプレーしたいた頃は、監督やコーチから、まともにサッカーを教えてもらった記憶はありません。一人一人に対して、丁寧に指導してくれることなどありませんでした。どうしていたのか?
自分自身で開拓していく!
周りの選手たちのプレーを盗み、本やビデオで勉強し練習を積む。そんなことばかりしていました。自分に対する日々の妥協のなさがプレーに磨きをかけてくれました。
まだまだ、可能性のある中学生たち。もっと、もっと自分の力で開拓していって欲しい。
僕は、そう願っています。