人間の姿

「違う人かと思いました!!!」

 長い髪をバッサリと切り、日本代表の中澤から長友になりました。(笑)と、そんな話はさておき、、、。

 2010年6月26日(土) あきる野市総合スポーツ祭 4年生 雨間グラウンド

 トレドコーチは5,6年生のホンダカップに引率し、今回の試合は僕1人でベンチワークをしました。審判は、高橋龍我パパがお手伝いしてくれました。本当に感謝です!!

 予選リーグ1試合目 vs 五日市FC 13:00 K/o

 ウォーミングアップから良い準備ができた選手たちは、試合開始から素晴らしい滑り出しができました。前半に2点、後半に、更に追加をして結果3-0で勝利です!!

 しかし、気になる点もいくつか上がりました。

 大きな選手に立ち向かっていく姿勢は素晴らしいのですが、ボールを奪ってからが、、、。
周りを見ていないせいか、簡単に取り返されてしまいます。技術的なこともありますが、考えるスピードの欠如が、何よりも問題でした。

 予選リーグ2試合目 vs レスチあきる野 13:50 K/o

 この試合は攻撃陣が爆発しました!初めて4年生の試合に上がってきた3年生2名も得点することができました。中盤からの飛び出しや積極的なシュートもチームを推し進める原動力になったことは間違いありません。結果は6-0の大量得点で終わりました。

 「シュートはゴールへのパスなんだよ」

 強くシュートを打つ必要はありません。やさしくてもパスのようなシュートを覚えることが大切です。身体が成長し、筋力がつけば誰でも強いキックを蹴れるようになります。

 決勝トーナメント vs 秋川少年 15:30 K/o

 動きがまるで違いました。相手チームの守備の速さと、攻撃時の粘りに選手たちは四苦八苦していました。思うようにパスをまわせないことが、ますます、選手たちの疲労度を高めていきます。

 今回の大会は、三位で幕を閉じました。

 「クッソ、クッソ、クッソーーー!!」

 ベンチの外から出ることができなかった頃。10代だった僕は、試合が終わってから1人で、真っ暗な公園を走りに行きました。外灯の灯りだけをたよりに、なぜ試合に出ることができなかったのか考え続けました。

 流した汗の分だけうまくなれる

 自分を信じ続けていました。人と同じことをしていては、絶対に上にいけないことを自覚していました。遊びたい年頃でしたが、そんな時間も犠牲にして練習にあけくれました。

 僕は、今でも自分に満足することなく日々の生活を送っています。トレドコーチも同じように毎日が勉強だと口にしています。満足したら、そこで人間の成長は止まってしまうでしょう。

 頭では理解できても、行動に移すことは難しいものです。

 毎日の積み重ねを、どれだけ信じることができるのか?

 そこに人間の姿が移し出されることでしょう。